夜のパリ散歩、そしてすごい偶然

土曜日は久しぶりに長い散歩をした。

忙しいという言葉はあまり好みではなく、特に仕事が忙しい~を言い訳にするのはできるだけ避けたい。
しかし、この数週間、冗談抜きに忙しかった!

朝、起きてコーヒーを飲んで暗いうちに家を出、帰ってきたらバタンキューといった生活が続き、しかも週末は休むまもなくやれノエルだ、正月だ!と。
それなりにわいわい楽しいのだが、私は1人の時間が必要な上、不器用なので、こういう生活が続くと息が出来なくなる。
いや、実際にはしてるのだが、呼吸が詰まったようにあたふたしてしまう。世間の人たちは、ちゃんとやっているのに。いやあ、すごいですね、皆さま。

ということで、やっと落ち着いてきた金曜日、お風呂から上がって文字通り、ばたんと倒れた。
そのまま眠ってしまったらしい。気がついたら布団に入っていた。ついでだからそのまま、また眠りについて、おきたら土曜日だった。

たっぷり眠ったので元気が回復していて(我ながら見事に単純だ)、たまっていたやることやった後、ぽかっとあいた午後後半のことだった。






4時ごろからはじめて今日は考え事もせず、もくもくと歩く。久しぶりなのでもう、ひたすら歩く。住んでいるところから、お気に入りのオデオンの方のカフェを目指して。

気がつくと周りが暗くなっていた。時計を見たら、6時だった。2時間ばかり、歩き続けていたことになる。

ふと顔を上げると、夜のパリは実に美しい。
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今のパリはノエルの名残であちこちきらきら。








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そして夜、ライトアップされた教会は昼間とはまた違う威厳を漂わせている。









c0032799_3101187.jpgそのままSt.Paulの一角を抜ける。このあたりはアンティーク屋さん、アート関係がが多くて、、しづかに照らされたショーウインドウを覗き見るのも実に楽しい。
理解できるアートや複雑すぎてわからないものなど。まるでひろーい美術館のよう。

サンルイ島もお気に入りだ。最近まで足を伸ばさなかったのだが、1度迷い込んだ際、見事にはまりました。なんだかもう時間が止まってしまったような空間。
切り取った絵のようで。


あああ、やっと気持ちが落ち着いてきたと、ホッとしながらセーヌを渡りかけたそのとき、先の方に、夜のノートルダムをカメラに収めている、アジア人のカップル。
いいな、ろまんちっくだねえ、と微笑みながら通り過ぎようとしたそのとき。

すごいこと。

なんと、元同僚でした。
「ひえー、こんなところで何してるの!!」
お互いびっくりした。跳ね上がるほどびっくりした~~~。
彼らは旅行中で、パリは今日一日、あす日本に発つとの事。
すごい偶然。こんなこともあるのか。
まあ、何ですから、とお茶をして、驚きと感動と思い出を分かち合いました。
宝くじに当たった気分だ。今も思い出すだけで、ドキドキ。

ものすごい久しぶりです。退職してから、1年以上。バタバタしていてすっかり連絡を取れていなかったのです。
ものすごい週末散歩の収穫でした。いやあ、世の中、狭いねえ。
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by micro_mimi | 2006-01-09 03:17  

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