親の心、子知らず

今朝、すっごく早朝に父から電話がかかってきました。
彼は実に恥ずかしがり屋で男は黙っているもんだ!というタイプで、結構厳格。
私と話すのはいつも母の役目で父自ら私に電話をかけてくることはめったに無かったので、それはそれはびっくりしてしまいました。
まさか母に何かあったのでは!と。
遠くに住むものの宿命でもあるのですが、こういうときはドキッとしてしまいます。

結果は「ただ声が聞きたかっただけ、だ。」
ほっとしつつ、なんだかジーンとしてしまいました。

彼は実はかなり心配しているようなのです。
やっと娘が日本に戻ってきた、と思ったのもつかの間、また今度は言葉もわからない、というか、なんだか全体的によくわからない国フランスに行くことになって、
ヨチヨチしたまま10ヶ月でフランス人に混じって仕事を始めた、何にも考えていないような娘を心から心配しているようなのです。

仕事はどうだい?という話。
ソレはまあ、始めたころは正直、気が騒いでかなりくたくたでしたが、仕事自体は好きなことなので楽しいし、夢中になり過ぎて家事が滞るところもあるけれどまあ、元気でやってますよ、
かえって居場所が出来たってかんじでうれしいです、まあしいて言えばフランス語での普通の会話(ジョークとか)にうまく入り込めないのがちょっとさみしいぐらいかなあ、
あ、あとフランスのコンピュータのキー配列が違うのでイライラするけど、まあだいぶ慣れました、なんて、
「まあ」を50回ぐらい連発しつつ報告と他愛のないおしゃべりを15分ぐらいして、それじゃあまた、と電話を切りました。

きった後、ちょっと胸が熱くなって、ベッドに戻ってフトンを頭からかぶって、出てきた涙をごまかしました。
お父さん、お母さん、フランスはそりゃいろいろびっくりすることもあるけれど、ソレがまた面白い国です。私には水があっていると思います。よかったです。
ギャーギャーあわてたり騒いだりもするけれど、愉快な毎日です。
親孝行、なかなか出来ないでゴメンナサイ。わたしはげんきです。今度一緒に温泉いこうね。
長野に誰にも秘密のいい温泉があるの。

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ありゃ、秋になると、どうしてもちょっとおセンチになりますねえ。あ、もしかしてお父さんもちょっとおセンチだったのかな?
恐るべしDNA。
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by micro_mimi | 2005-10-23 16:39 | つぶやき  

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