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お酒っておいしかったのね

最近お酒のおいしさがわかるようになってきた。
昔も、全然飲まなかったわけではないのだが、自らすすんで飲むことはあまりなかった。
雰囲気は好きだが、あまりおいしいと思ったことはなかったのだ。月に一回ほど、「今日はちょっとワインが飲みたい」とか思うぐらいで。

それがフランスに着てから、量は少ないが前よりは体がアルコールを欲する回数が多くなった。
「毎晩晩酌!」ほどではないけれど、週末やおいしい料理を前にしたときやちょっと疲れたときなど。
甘いものは苦手なので、たいていワイン(赤か辛口)をグラス一杯ほど、たまにウオッカやウイスキーをちょっとなめる。

言うまでもないが、この国のワインはおいしい。素人の私でもそう思う。
しかしあまりにも何も知らないので、ワイン関係の仕事をしている友人に「何がお勧め?」とこっそり聞いててみた。
すると、1時間ぐらいかけてあれこれ語り続け、最後に
「ワインはね、人によって本当に好みが分かれるから、薦められたものがおいしいかどうかはわからないよ。いろいろ手当たる次第に飲んでごらんよ」と付け加えた。

結局このアドヴァイスが一番ピンと来たので、従うことにする。 それほど高いお金をださなくても、「あ、コレOK」と思うものが多い。だからいろいろ試せる。初心者にはうれしい限りだ。

先日夕飯を馳走になった友人は、「質のよいワインをたくさん飲むと、翌日二日酔いなんて絶対ならないの。逆にすごく調子いいのよ!」と、バンバン飲んでいた。彼女の頬はいつもばら色で、眼がキラキラしていて、もしかしたら秘訣はワイン?とふと思ってしまった。

お酒っておいしかったのね_c0032799_4225033.jpg
確かに「おいしい」と思ったワインだと、多少飲みすぎても翌日すっきり、元気だから不思議。
それとも強くなったのか(苦笑)??

写真は最近発掘したバスティーユにあるカフェバー。
薄暗い店内に中央にたくさん灯りを燈した柱、クリスマスツリーみたい。なかなかの雰囲気で、二階にはどっしりとした革張りの肘掛椅子が置いてあり、ゆったり足を伸ばしてお酒が飲めます。あまりパリっぽくないのかもしれませんが、個人的に楽しめれば特にパリっぽさにはこだわらない性質なので、私は落ち着きます。
ワインもグラスでお手ごろに飲めるし、カクテルも多い(と思う。私はブラッディマリーぐらいしか飲めませぬが)。

バスティーユってパリの別の顔が見えて、結構好き。

by micro_mimi | 2005-07-06 04:27 | 発見  

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